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マナー研修で社内環境は変わらない。研修の目的を明確に!

新入社員に最初に何を教えたらいいの?・・・まず思い浮かぶのは「マナー研修」かもしれませんが、それってどうなんでしょうか。

 

別にマナー研修を否定するつもりはありませんが、わざわざ講師を招いて全員で気合を入れてやるほどのことでもないような気がします。

 

 

研修の目的にもよりますけど。

 

人材を磨いて最大限の結果を生む集団を作るのが、社内研修の唯一の目的ではないでしょうか。

 

そのために大切なことは実はそんなに沢山なくて、まずは風通しの良い環境が大前提です。

 

 

 

個人の資質より、そこが意識された集団であるかどうがとっても大切です。

情報が歪まず、部署を超えてちゃんと大切な情報が共有できる環境かどうかです。

 

でも、自分が所属する組織が風通しが良いかどうかをジャッジするのは難しいですよね(笑)

 

比較対象がないと、良いのか悪いのか分かりません。

 

 

そういうことを社員たちで意見を出し合い、環境を改善するための指標を自分達で作って実行していく。

これが理想だと思います。

 

そういった時間を定期的に設けて、常に環境の改善を試行錯誤していくのが組織の健全さを保つ秘訣ではないでしょうか。

 

そのためのファシリテーター的存在は外部に依頼するのがスムーズだと思います。

 

 

当然、こういう作業は新入社員には無理ですけど(笑)

 

では、新入社員にはどうなって貰えば良いのでしょう?

 

 

組織は常に上を目指して自分達を客観的に見つめる目を持つ。。。これが重要なのですから、そういう視点を持つ人になる研修をするしかありませんね。

 

 

最も手っ取り早いのは、会社の問題をぶっちゃけて話し、新入社員だから出る斬新なアイデアを出し合ってもらってはどうでしょうか。

 

 

会社の垢がついた社員には思いつかないような解決策が出るかもしれません。

そしてそれを実践するにはどんな事が必要かも調べさせる。

 

 

多様な視点を磨くのには、とても良い研修だと思いませんか?

 

 

 

どんな組織も色が出てきますよね。

注意しないとどんどん個性的になっていきます。(悪い意味でねw)

 

 

それが鬱積すると、社員のやる気も愛社精神もなくなり、離職率も高くなってしまいます。

 

 

ご立派な理念を掲げても、風通しが悪ければ社員の心には届きません。

まずは人を受け入れる環境を直視してから、社員に何を学んでもらうべきかをチョイスして欲しいと思います。

 

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2020.11.23

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